がん原性物質に関するお知らせ
がん原性物質に関するお知らせ
拝啓 平素は格別のご厚誼にあずかり、厚く御礼申し上げます。
2022年5月に公布された「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令」において、事業者は、「がん原性物質」を製造し、または取り扱う業務に従事する労働者の作業記録等を30年間保管することが義務付けられました。(労働安全衛生規則第577条の2)
2022年12月26日付けの厚生労働省告示において、2023年4月1日適用分及び2024年4月1日適用分の物質リストが公表されました。この中に「結晶質シリカ」が含まれており、
「結晶質シリカ」を裾切値(0.1%)以上含有する弊社の製品の一部が2023年4月1日より「がん原性物質」に該当することになります。
つきましては、対象製品等を以下にご案内させていただきます。
何卒ご理解賜ります様お願い申し上げます。
敬具
記
1.対象製品
バンビーノ・テゴラ(住宅用屋根材)・波スレート(繊維強化セメント板)
2.SDSの改訂
SDSを改訂し、結晶質シリカについて追記します。
【改正後 令和5年4月1日以降】
結晶質シリカ 「CAS番号 14808-60-7 発がん性区分 区分1A」
「労働安全衛生規則第577の2」
3.お客様へのお願い
対象製品をご使用される際は、「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令」に則り、作業記録の作成やその記録の30年間保存等「がん 原性物質」としての取り扱いを お願いいたします。(2023年4月1日以降)また新たな化学物質規制について、ご対応いただきます様よろしくお願いいたします。
*本情報は、調査時点の物であり、今後の原材料の情報更新や製品の仕様変更等により、最新の情報と異なる場合があります。
*本件に関するリンク
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29998.html
*参考として、結晶質シリカは、グラウンドの土や海砂、建築資材ではボード等も含まれています。
以上